2011年4月10日日曜日

日本の教育について

理想の教育

大工が木の性質を1本1本見極めて家を建てるように、ひとつとして同じものはない「生徒」という素材を、いかに導いていくかという作業は、職人技であると思う。

ホ乳類の場合、犬は犬の親から、猫は猫の親からその種にふさわしい振る舞いを学ぶ。
人類も同じく、有史以来、民族の文化を伝えるのが教育であり、小さい頃に受けた教育は、死ぬまでその人の人生にかかわる。
生きることは学ぶことである。

さらに、国際社会に通用する常識、マナーを持つ人材の育成が、今の教育にもとめられている。


理想の教師像

わざわざ、私に習ったシーンを思い出さなくてもよい。
むしろ、授業で習ったということを忘れるほど、さりげなく身に付いていること、
その人の知識となり、生き方に多少影響を与えている。そんな教え方の出来る教師が、
私の理想の教師像である。


後輩の教諭に、きちんと仕事のノウハウを伝え、
先輩や管理職の仕事を支える教師。
また、特別支援教育の免許を生かし、障害を持つ子どもの学業を軽くし、
保護者や担任の意見を聞きながら、その生徒の希望を第一にかなえてやる教師。
障害を持つ子どもが、近所の人々に溶け込みながら就職できるよう、手を出しすぎず、口を出し過ぎず、見守っていく教師像。


子供の目がいきいきと輝いている授業、
子どもがやる気を起こす授業を行う教師


生徒と教師と心のつながりを考えると、他の人では急に代役の出来ないという意味で専門職であり、深い知識と教えるテクニックが必要である。


「確かな学力」高い専門性で生徒を魅了し、
「豊かな人間性」で、生徒や保護者、地域の方々のよき手本となり、
「健康・体力」教育に注ぐ情熱を、発揮できる体力を維持できる、自らを律することの出来る教師。

頭の良さでは、機転のきく人。
心の広さでは、自分のことを一番後回しにして他の人のためのことを考える人。
生徒の心や体の健康を大切にする人。
口先ばかりではなく、身をもって、自ら示す人。

常に自ら学び続ける教師。


理想の生徒像

今の子ども達は、
社交性は高いが生活体験が少ない子どもが多い。

予習復習を自主的に行う生徒。
家では家族と会話し、どんどん手伝いをする生徒が理想である。

自分、他人、他の生き物の命を大切にする子ども。

0 件のコメント:

コメントを投稿